令和4年度より教科「数学」(中学校教諭一種・高等学校教諭一種)の 取得が可能となります!

2021.12.03

「数学」と「情報」が学べる新カリキュラムの整備

 

 

 従来の情報社会から新たなデジタル社会(スマート社会)へと変革していく中、その実現のためには、数学やコンピュータサイエンスに関する高度な知識を有しながらICTを効果的に活用して実社会のデータ収集・分析・問題解決等が行える人材育成が望まれます。

 

 こうした時代背景を受け、ソフトウェア情報学部では、これまでのコンピュータサイエンスに立脚したアプローチに加えて、数理的なアプローチを重視するよう令和元年から4つのコース(データ・数理科学、コンピュータ工学、人工知能、社会システムデザイン)の設置とともに、一人一台端末(BYOD)環境・ICT環境の整備と行いました。

 

 さらに、来年度からは、「数学」の教職課程の設置にあわせ、学部のカリキュラムにおいて数学関連科目を充実させます。これにより、数理・情報技術とシステムに関する幅広い知識とスキルを修得し、それらを活用しながら課題解決に取り組むことができる学部生を育成していきます。その中でも、「数学」と「情報」の教職課程の履修学生については、数学と情報の専門科目を体系的に学修することで、数学と情報の学修内容の理解とICTを活用した問題解決能力を指導・育成できる教員として地域に貢献することが期待されます。

 

 

 

県内唯一 「情報」と「数学」の教員免許同時取得が可能に

 

 

 従来、ソフトウェア情報学部では、高校「情報」の教員免許状の取得が可能でしたが、令和4年度入学生から、さらに中学・高校「数学」が加わります。「数学」と「情報」の免許状が同時に取得できるのは,県内では唯一,本学部だけです。

 

 GIGAスクール構想(注1)のもと、急激に発展するICTに対応し、一人一台の端末を使用しての授業展開や、生徒のICTリテラシーの育成が求められる学校現場の中で、自身の専門性を活かし、数学の指導力を発揮できる教員の育成を目指します。

 

 

 

 

 

注1:GIGAスクール構想:2020年度から始まる10年ぶりの学習指導要領の改訂を受け、1人1台端末をはじめとするハード環境の整備や、それらを活用し個別最適化された教育ICT環境を実現すること。

 

注2:ソフトウェア情報学部の特色については以下をご参照ください.
 
https://www.soft.iwate-pu.ac.jp/outline/feature/

 

注3:ソフトウェア情報学部の教育・研究については以下をご参照ください.
 https://www.soft.iwate-pu.ac.jp/study/laboratory/

 

 

 

 

 

ちらし

 

 

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