SPAとPBL
より深く教育課程を知るために
より深く教育課程を知るために
SPA
SPA(Software Practice Approach)とは、机上での知識習得や演習ではなく、実社会の現場に実在する課題に取り組む演習です。企業などの協力を得て実施します。
問題発見能力を身に着けるには、まず現実の問題の姿や困難性を、よく認識することが第一歩です。しかし、企業などから与えていただいた課題を短期間に学生の力で完全に解決する事は、多くの場合困難です。したがって、与えられた課題の一端に取り組み、解決に役立つ一つのデータや試行結果を出すような部分的な取り組みでも認められます。
PBL
PBL(Project Based Learning)とは、学生が主体的に作ったチームが一つの製作目標を立て、これを実現するプロジェクト実習型学習です。
目標を立てると、チームは企画書・工程計画書・予算見積書などを作成します。そして、教員による審査委員会が内容を審査して予算を認許します。学生チームは、プロジェクト実行の途中で現れる困難を、自分たちの力で克服します。もちろん教員は、相談に応じてアドバイスを与えます。さらに年度末には、地域の情報産業団体に対して成果の展示説明を行います。