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本学部の生成AIの地域利用の取り組みがメディアで紹介されました
2023.12.06
岩手県立大学ソフトウェア情報学部では、最新の生成AI技術を駆使して水族館の案内システムを開発しています、 その成果はテレビ岩手の報道番組「ニュースプラス1いわて」の生成AIの利用実績を取り上げた特集を通じて地元視聴者に公開されました。
水族館の案内システムでは,チャットGPTに施設情報を学習させ,240分の多言語対応のガイド文章を1ヶ月余りで作成しました。これは,通常の作業では1年以上かかるものです。
岩手県立水産科学館(宮古市)に導入されたガイドシステム。
専用端末をかざすと文章と音声でガイドされる。他言語にも対応している。
開発に携わる蔡大維教授は「地方こそAIの積極活用を。費用があまりかからず,職員の負担もあまりかからずに文章作成などができることは,日本の地方活性化にとって十分に可能性がある」と指摘しています。
この取り組みは、地域振興や 先端技術の普及に寄与する一環として、地元の視聴者に大きな注目を集めています。今後の取り組みも本ページで紹介していきますのでご期待ください。