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本学部と兵庫県立神戸商業高等学校情報科が高大連携事業に関する協定を締結しました
2022.02.15
去る2月10日,本学部は兵庫県立神戸商業高等学校情報科のチャレンジ研究を目玉にした新しい形の高大連携事業に関する協定を締結しました(郵送による調印)。高大連携協定の締結は,酒田光陵高校(山形県酒田市),盛岡商業高校(岩手県盛岡市),京都府立京都すばる高等学校(京都府京都市)に引き続いての4例目となります。
協定書を持って記念撮影(亀田学部長)
チャレンジ研究とは、岩手県立大学ソフトウェア情報学部(甲)の教員が提示したいくつかの高度なテーマに対し,兵庫県立神戸商業高等学校情報科(乙)の生徒が希望するテーマを選び参画する高大連携型の研究です。具体的には,以下の6項目を推進していきます。
(1) チャレンジ研究に関する指導・協力および課題研究に関する情報交換
(2) 教育・研究に関する甲及び乙双方の情報交換及び交流
(3) 甲の教員や学生による乙への授業支援や遠隔講義及び出張講義
(4) 乙の生徒の甲での講義等の聴講
(5) 乙の教員による甲の学生の教育実習等への協力
(6) その他、甲及び乙で協議の上同意した事項
兵庫県立神戸商業高等学校情報科は「主体的に考える力」を身に付けるための学習に取り組んでおり,「変化の激しい時代の中で国際社会をリードする人材育成」に力を注いでいます。本学部はこの人材育成支援の一端を担い,地域・社会への貢献を目指してまいります。
本連携事業の特徴的な点:
・情報分野の専門家が多数在籍している岩手県立大学ソフトウェア情報学部の教員が提示した複数の最先端のテーマに対し、その中から高校生が主体的にテーマを選び、参画、研究する点。
・コロナ禍により学校教育現場でのICT活用が急速に普及するなか、多数のオンライン会議システムやビジネスチャットツールが存在しており、その中から本学部の情報分野の専門家が選んだ最適なツールを組み合わせ、研究活動支援に効果的なオンライン学習環境を構築し、遠隔地にいながらシームレスに指導する点。