本学部教員(富澤講師)の研究プロジェクトが『河北新報』に掲載されました。

2020.06.06

本学部教員(富澤浩樹講師)の研究内容が,「多様な震災資料 関連付けて整理」と題して,『河北新報(2020年6月5日23面)』に掲載されました。

 

岩手県立図書館に所蔵された震災関連資料は,紙で配布された資料やチラシ・発行物といった,権利面から容易に電子化できない多様な非売資料が含まれ,検索が容易ではなく,一般に利活用が難しい側面があります。同資料は2011年以来現在に至るまで増え続けており,2020年3月末時点で3万1千点にも及んでいます。その中で一枚もののチラシや逐次刊行物といった本以外の資料が約78%を占めています。

 

 

ポータルサイトのトップページ

 

 

富澤講師(社会システムデザインコース)は,2014年より,岩手県立大学と岩手県立図書館の協働プロジェクト「Iwate Reedy Project (岩手リーディプロジェクト)」として,同資料の利活用性を目指した研究プロジェクトを開始しました。記事では、同プロジェクトの研究成果を公開したポータルサイトが公開されたこと,今後は,図書館で資料を活用したワークショップの定期的な開催を検討中であるということも紹介されました。

 

ポータルサイトは,以下のリンク先から閲覧可能です。

 

 

 

震災関連資料の利用活性を目指す―「岩手リーディプロジェクトポータル」