INDEX SPAの定義 教育におけるポイント 研究におけるポイント 研究におけるSPAの位置付け SPAの実施要件 企業などからみたポイント インターンシップ、共同研究・開発との違い 【Back】 SPAの定義 Go To Page Top SPAとは、『Software Practice Approach』の略称であり、 『岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科の全学生が各課程修了までに、一定期間体験すべき修了要件の一つ』 です。 ※なお、SPAには、『「常に現場と密着して研究する」との我々の理念』という意味もあります。が、本ページでは、大学院生に対する教育としての意味に絞って説明いたします。 教育におけるポイント Go To Page Top SPAは、大学院生への研究の進め方に関する教育のひとつです。大学と実用現場が協力することによって、より質の高い、実践面を強化した教育の実現を目指すものです。 また、SPAは、大学院生への現場主義研究の入門であり、実用研究への第1段階と位置付けられます。 そしてSPAを実施することにより次のような教育効果が期待されます。 ・高い適用能力をもつ学生の育成 ・幅広い知見をもつ学生の育成 ・理論だけでなく、実践面も見越した考えができる学生の育成 研究におけるポイント Go To Page Top 現場には机上の理論では解決できない問題があること、本来ソフトウェア技術は応用技術であり、それ故に現場にこそ常に新しい題材があることを体験し、その経験を以後の研究活動に反映することを目指します。これにより、実践面を強化した、より実用的な研究を行なうことが期待できます。 研究におけるSPAの位置付け Go To Page Top 修士論文・博士論文研究全体 実用研究 SPAによる研究=実用現場と具体的リンクをもった研究 SPAの実施要件 Go To Page Top SPAは、実用現場とつながった研究教育指導を行なう形と実施します。このとき実施内容は、次に示す3つの要件のうち、少なくとも一つの要件を満たす必要があります(将来4つ目以降が追加される可能性もあります)。 1)実用現場から研究の課題/事例を与えてもらい、それに一定期間とりくむ。 2)実用現場の研究・開発に一定期間参加する。 3)大学で選んだ課題とその研究成果を実用現場で一定期間試用する。 企業などからみたポイント Go To Page Top ●SPAを実施させていただく場合、必要に応じて守秘協定を結びます。実施成果を公表する場合には必ずご了解を得ていたします。 ●大学院生が企業などの研究に参加する場合、その謝金を要求するものではありません。 ●実施報告書はご要求に応じ提出いたします。報告書の他にデータやプログラムなどもご要求があれば提出いたします。 ●SPAは研究の受託ではありません。従って目標成果を得るまで到達するかどうか は保証できません。都合によって途中の適当な段階で区切りをつけることもあります。 インターンシップ、共同研究・開発との違い Go To Page Top ●インターンシップとの違い 1)学生の研究教育指導が主目的であり、実社会における研究開発の体験が目的となります。実社会就業体験が目的ではありません。 2)実施期間や実施場所、内容の自由度が高くなります。 3)実施にかかわる費用については、大学側で容易いたします。 ●共同研究・開発との違い 1)学生の研究教育が主目的です。 2)成果として求めるものは学生の知見です。それゆえ、研究開発の成果が目標までに到達しない場合もあります。 【Back】
1)実用現場から研究の課題/事例を与えてもらい、それに一定期間とりくむ。 2)実用現場の研究・開発に一定期間参加する。 3)大学で選んだ課題とその研究成果を実用現場で一定期間試用する。