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実施方法

INDEX

  1. 基本事項
  2. 実施方法案
  3. 実施の流れ
  4. 契約内容抜粋
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  1. 基本事項
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    1.授業科目との対応
     SPAは、次にしめす本学研究指導科目の中において実施します。
     博士(前期)課程:ゼミナールI、ゼミナールII、ゼミナールIII、ソフトウェア情報学研究
     博士(後期)課程:特別ゼミナール、ソフトウェア情報学特別研究

    2.基本手順
     SPAは、次の3つの手順を経て完了します。詳細は、後述します。
    1)実施計画書の提出
    2)実施
    3)実施報告書の提出

    3.SPA実施内容の評価
     SPA実施後の評価は指導教員がおこない、該当科目の評価に反映します。

    4.修士論文研究・博士論文研究に対する位置付け
     SPAで行う事例研究は、修士論文や博士論文に直結する研究である必要はありません。言い換えれば、修士論文研究・博士論文研究を進める過程において、SPAの実施要件が満たす事項がない場合、修士論文・博士論文研究とは別に、SPAを実施する必要があります。
     修士論文研究・博士論文研究の研究内容が実施要件のいずれかを満たしておれば、SPAを実施したものとみなします。ただし、この場合においても、計画書および報告書は必ず提出します。

    5.予算など
     SPAの実施にあたり、企業などと教員との事前打ち合わせや企業などの受け入れ準備などの費用が発生します。それら費用に対する予算を用意しております。

    6.SPA委員会
     SPA委員会は、SPAの円滑な実施を支援することを目的に、岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科に設置された委員会です。
     SPAに関連し、SPAの考え方の整理、SPAのPR、SPA実施の支援、予算管理などを行います。受け入れ側となる企業などとの事務処理に関する実質的な窓口となります。

  2. 実施方法案
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    SPAの実施方法(実施内容)としては、さまざまなものが考えられます。 ここでは、 典型的な方法を示します。
    ※なお、これら方法はあくまで案であり、この方法を推奨するものではありません。他の実施方法も考えられます。また複数の方法を組み合わせることも可能です。
    (1)外部講師参加のゼミ
    大学に実用現場で研究開発に従事している研究員、開発スタッフの方を招きます。その方に講演していただく、ゼミなどに参加していただき、実用現場からのコメントや評価をしていただきます。それらを複数回行うことにより、実用現場ならではの視点、観点、考え方などを学びます。
    (2)企業訪問
    実用現場に学生が複数回赴きます。そこで研究開発に従事している研究員、開発スタッフなどに質問に答えていただいたり、議論に加わっていただくなどを行うことで、実用現場ならではの視点、観点、考え方などを学びます。
    (3)企業派遣
    学生が、実用現場に赴き、実際の研究開発に一定期間参加させていただく。そしてその期間中に研究開発に従事している研究員、開発スタッフなどに、質問に答えていただいたり、コメントをいただくなどし、実用現場ならではの視点、観点、考え方などを学びます。
    (4)外部公開
    学生が、行った成果を何らかの形で外部公開し、評価を受けます。また単に評価を受けるのみではなく、評価に対する回答を示すことで議論を行うことや、評価結果を分析し、それを反映させることを行います。その過程を通し、実用現場ならではの視点、観点、考え方などを学びます。

  3. 実施の流れ
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    Step.0:提案
    企業などから、SPA委員会へ、事例テーマ/開発参加受け入れなどを提案していただきます。 SPA委員会は、提案に対し、分野や学生のレベルの適合性を判断しまして、対応する研究室を紹介します。

    Step.1:協議
    教員と受入側、学生との間で協議し、SPAの実施内容を検討します。 実施内容を検討するにあたり、実施内容は、先に示した実施要件のいずれかを満たす必要があります。

    Step.2:計画提出
    協議した実施内容に対し、学生が教員の指導のもと、SPA実施計画書を作成し、SPA委員会へ提出します。

    Step.3:契約締結
    学生を企業などへ派遣する場合など、必要に応じ、岩手県立大学大学院と受入側との間でSPAに関する契約を結びます。 契約内容の抜粋を下記に示します。

    Step.4:実施
    提出された計画書に準じ、SPAを実施します。 実施内容にともない、諸手続きが発生する場合があります。 SPA実施後、学生が報告書を作成し、指導教員に提供します。

    Step.5:報告
    指導教員が提出されたSPA実施報告書をチェックし、SPA委員会へ提出します。
    Step.6:総括
    SPA委員会がSPA実施報告書を総括します。

  4. 契約内容抜粋
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    (情報交換)SPAを円滑に実行するために、必要な情報に関しては、県立大、受入側ともに積極的にその請求に応じるものとする。

    (災害補償)学生が本プログラムにおいて、災害を被った場合には、受入側に重大な過失等がある場合を除き、学生個人で加入する「学生教育研究災害傷害保険」により補償を行うものとする。
    ※学生教育研究災害傷害保険は、本学大学院生すべてが入学と同時に加入を義務付けられているものです。

    (損害補償)学生が本プログラムにおいて、受入側に対して、損害を与えた場合(ただし、不可抗力による場合を除く)には、学生個人で加入する「学研災付帯賠償責任保険」の範囲内で補償を行うものとする。
    ※学研災付帯賠償責任保険は、本学大学院生すべてが入学と同時に加入を義務付けられているものです。

    (機密保持)県立大は、本プログラムを通して学生及び教員が知り得た、受入側が保有するいかなる機密情報も、受入側の許可なしで学生及び教員に公表、口外させないことを確約する。また、プログラム終了後、許可のない文章等は、受入側に返却することを、学生に確約させる。

    (優先順位)県立大、受入側間で本契約に係る他の取り決めがある場合には、本契約に優先するものとする。

    (詳細事項)学生の派遣に係る個々の事例に関する詳細事項は、別途、県立大、受入側間で覚書により確認することとする。

    (負担金)SPA実施にかかわる企業側への費用として、負担金として支払う準備がある。負担金は、企業へ大学から支払われる経費であり、その経費の使途報告については、企業から大学への報告義務はない。

    (その他)上記条項にない項目に関しては、県立大、受入側間で協議の上、決定するものとする。


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