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背景・意図・意義

INDEX

  1. SPAの生まれた背景
  2. SPAの意図
  3. SPAの意義
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  1. SPAの生まれた背景
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    ソフトウェア技術の分野では、日本の大学での研究活動は活発です。しかし、広く実用に供せられている技術は、多くはありません。
    岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科は実学実践を標榜しており、研究成果が実社会でもっと多く実用されることを意図しています。そのためには研究テーマの選択、研究の進め方などにおいて実社会(実用現場)のニーズを正確に把握し先取りすること、研究を進めるときは常に現場での実践試行を繰り返すことなどが大切です。そして、それを実現するためには、実用現場と大学とが協力し、それを行える場を研究教育指導の一部として用意する必要があります。

  2. SPAの意図
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    SPAは、大学院生が研究の比較的初期段階に現場主義の考え方を体得してもらうことを意図したものです。これは、岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科の全学生が行うべきひとつの課程であり、現場事例研究の体験です。
    SPAを体験した結果が、その後の研究の進め方に反映されることを期待しています。しかし、SPAで行った事例研究を、直接、修士論文や博士論文とすることを強制するものではありません。

  3. SPAの意義
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    SPAは単なる理念を示すだけのものではなく、実際に実用現場とつながった研究を行うこと、つまり理論などの実践を示しています。
    その過程において、現場の事例には必ず理念や理論だけではつかめないものがあること、場合によってはそれが新しい理論につながること、を実際に体験します。大学は理念では産学連携をうたいながらも、「産」側から見ると依然として象牙の塔の中に居る、との批判があります。SPAは「産」の目から見ても現場主義であることがわかる客観性を持っています。
    さらにSPAが端緒となってその後本格的な産学連携へと発展することも期待できます。

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