ソフトウェア技術の分野では、日本の大学での研究活動は活発です。しかし、広く実用に供せられている技術は、多くはありません。
岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科は実学実践を標榜しており、研究成果が実社会でもっと多く実用されることを意図しています。そのためには研究テーマの選択、研究の進め方などにおいて実社会(実用現場)のニーズを正確に把握し先取りすること、研究を進めるときは常に現場での実践試行を繰り返すことなどが大切です。そして、それを実現するためには、実用現場と大学とが協力し、それを行える場を研究教育指導の一部として用意する必要があります。
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