2.8.1.
講座の概要
(a)
講座の簡単な説明,キーワード
現在,企業における情報技術の活用は,単なる業務改善,業務効率化の域を超え,仕組みを抜本的に変革し,戦略上必要不可欠となっている.さらに,ネットワークを基本とした情報システムは,情報を介した複数の企業組織の形成を可能とし,競争の優位性を確保するうえで,その重要性がさらに増加している. 経営情報システム講座では,これらに対応するため,マーケティング,生産,流通等の経営諸活動における理論とそれらの活動を支援するための情報システムの開発,管理について研究を行っている. |
キーワード: SCM(サプライチェーンマネージメント),トレーサビリティ,業務アプリケーション |
(b)
年度目標
·
設計支援ツールによる業務分析をゼミや卒業制作に取り入れる. ·
アプリケーションサーバー開発能力を高め,業務システムの構築に利用する. ·
外部団体との共同プロジェクトに学生参画を促す. |
(c)
講座構成教員名
菅原光政,竹野健夫,植竹俊文 |
(d)
研究テーマ
·
地域課題を対象としたプロジェクト参加型実践教育について ·
加工食品向けトレーサビリティシステムの構築 ·
産地直売所における販売流通システムの開発 ·
生産座席枠に関する研究 ·
水産物流通取引におけるXML/EDIシステムの開発 |
(e)
在籍学生数
博士(前期):T研に同じ,博士(後期):T研に同じ,卒研生:9名,研究生:0名
職名: |
教授 |
氏名: |
菅原 光政 |
ソフトウェア設計学講座(菅原I研)に同じ
職名: |
准教授 |
氏名: |
竹野 健夫 |
[教育活動]
(a)
学部担当授業科目
アプリケーション総論,統計の世界B,情報処理演習,ソフトウェア演習A/B/C,情報システム演習A/B/C,情報システムゼミA/B,卒業研究・製作A/B |
(b)
研究科担当授業科目
社会情報システム特論I,ゼミナールT/U/V,特別ゼミナール,ソフトウェア情報学研究,ソフトウェア情報学特別研究 |
(c)
その他(教育内容・方法の工夫,作成した教材など)
特になし |
[研究活動]
(a)
著書
特になし |
(b)
学術論文
1)
堀川
三好,竹野 健夫,菅原 光政:農産物産地直売所における情報技術の活用,日本経営工学会論文誌, 59, 1, pp.
94-100, 2008. 2)
堀川
三好,竹野 健夫,菅原 光政:産地直売所の活性化に向けたフレームワークの構築に関する研究,日本ロジスティックシステム学会誌, Vol.8, No.1, pp13-20, 2008-11. |
(c)
研究発表
1)
葛西翔太,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:農産物産地直売所における在庫管理システムの運用と消費者行動の分析,情報処理学会,第107回情報システムと社会環境研究会発表2009-IS-107,pp. 55-62,2009. 2)
十文字豊,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:食品加工工程における余剰在庫削減を目的とした生産計画立案システムの構築,情報処理学会,第107回情報システムと社会環境研究会発表2009-IS-107,pp. 63-70,2009. 3)
Takeno, T., Horikawa, M. and Sugawara, M.,
Collaborative Works at Farmer’s Market with ICT Support, Proceedings of the
14th International Conference on Concurrent Enterprise, pp.
233-240, 2008. 4)
Takeno, T., Horikawa, M. and Sugawara, M., An
Alternative Distribution Channel for Fresh Agricultural Products and Proposal
of its Business Model, Proceedings of the 13th International
Symposium on Logistics, pp. 635-642, 2008. 5)
半澤幸恵,葛西翔太,菅野幸貴,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:産地直売所における生産者業務支援システム,日本経営工学会平成20年度春季大会予稿集,pp. 60-61, 2008. 6)
十文字豊,堀川三好,竹野健夫,菅原光政:食品加工業を対象とした生産管理システムの構築,日本経営工学会平成20年度春季大会予稿集,pp. 64-65, 2008. 7)
堀川三好,岡本東,植竹俊文,竹野健夫,菅原光政:地域課題を対象としたプロジェクト参加型の実践教育について,日本経営工学会平成20年度秋季研究大会予稿集,pp. 160-161,2008. 8)
竹野健夫,堀川三好,菅原光政:かんばん部品取付ロス検知モデル,日本経営工学会平成20年度秋季研究大会予稿集,pp. 236-237,2008. 9)
馬 欣,植竹俊文,堀川三好,竹野健夫,菅原光政:小規模事業者における農産物生産・流通システムの開発,第71回情報処理学会全国大会, 第71回全国大会講演論文集(4),pp.605-606,2008-03. |
(d)
研究費の獲得
1)
岩手県立大学全学プロジェクト,産直を基盤とした小規模事業者における農産物生産流通システムの構築,300万 |
(e)
その他総説・解説,調査報告・市場調査,特許,受賞,報道など
特になし |
[大学運営]
(a)
全学委員会
特になし |
(b)
学部/研究科の委員会
就職委員会(学部),研究科入試委員会(研究科) |
(c)
学生支援
特になし |
(d)
その他
特になし |
[社会貢献]
(a)
国や地方自治体などにおける活動
特になし |
(b)
企業・団体などにおける活動
1) 埼玉県さいたま農林振興センター・北足立農業委員会連絡協議会共催農産物直営所経営セミナー講師(2009.3) |
(c)
一般教育
特になし |
(d)
産学連携
1)
産地直売所における情報技術の活用(産直センターあかさわ) 2)
食品加工工程における生産管理システムの構築(株式会社ABCフーズ) 3)
U-Factoryプロジェクト(関東自動車株式会社) |
(e)
学会などにおける活動
1)
日本経営工学会論文誌 査読委員 2)
日本ロジスティックスシステム学会評議委員 |
(f)
その他
特になし |
[主な業績]
1)
農産物産地直売所における在庫管理システムの運用と消費者行動の分析 これまでに農産物産地直売所店舗における入荷・販売・在庫管理システムを構築し実在の産地直売所で運用してきた。本研究ではこのデータを用い、商品の店舗内滞留時間と店内在庫数、販売価格、入荷時刻等との関係を明らかにした。これらから生産者の販売価格決定支援を行うための知見を得た。また、店舗内での顧客の行動分析として、店舗内の陳列棚の位置と販売数の関係を明らかにし、これから顧客動線分析の一助を得た。 2)
食品加工工程における余剰在庫削減を目的とした生産計画立案システムの構築 分解工程と組立工程から構成される複合型工程では,工程間に余剰在庫が生じやすい.特に,原料として生鮮品を扱う食品加工業においては,余剰在庫は冷蔵保存または廃棄されるため製品原価の高騰を招いている.本研究では,組立工程で活用される従来型の資材所要量計画(MRP)に対し,分解工程における余剰原材料の消費を促す機能として逆展開MRPと対象製品の絞り込みのための機能を提案しプロトタイプシステムの構築を行った.実在の食品加工業者のデータを提案システムに適用し,評価を行った. |
職名: |
講師 |
氏名: |
植竹 俊文 |
[教育活動]
(a)
学部担当授業科目
情報システム基礎論,学の世界入門,プロジェクト演習1,ソフトウェア演習A/B/C,情報システム演習A/B/C,情報システムゼミA/B,卒業研究・製作A/B |
(b)
研究科担当授業科目
企業情報システム特論,ゼミナールT/U/V,特別ゼミナール,ソフトウェア情報学研究,ソフトウェア情報学特別研究 |
(c)
その他(教育内容・方法の工夫,作成した教材など)
特になし |
[研究活動]
(a)
著書
特になし |
(b)
学術論文
特になし |
(c)
研究発表
1)
高橋剛史,植竹俊文,堀川三好,菅原光政:乳製品製造業における生産管理システムの構築, 第71回情報処理学会全国大会,第71回全国大会講演論文集,pp. 2008-03 2)
馬 欣,植竹俊文,堀川三好,竹野健夫,菅原光政:小規模事業者における農産物生産・流通システムの開発,第71回情報処理学会全国大会, 第71回全国大会講演論文集(4),pp.605-606,2008-03. 3)
堀川三好,岡本東,植竹俊文,竹野健夫,菅原光政:地域課題を対象としたプロジェクト参加型の実践教育について,日本経営工学会平成20年度秋季研究大会予稿集,pp. 160-161,2008. |
(d)
研究費の獲得
1)
岩手県立大学全学プロジェクト,産直を基盤とした小規模事業者における農産物生産流通システムの構築,300万 |
(e)
その他総説・解説,調査報告・市場調査,特許,受賞,報道など
特になし |
[大学運営]
(a)
全学委員会
特になし |
(b)
学部/研究科の委員会
総務委員会(学部),学生委員会(学部) |
(c)
学生支援
特になし |
(d)
その他
特になし |
[社会貢献]
(a)
国や地方自治体などにおける活動
特になし |
(b)
企業・団体などにおける活動
特になし |
(c)
一般教育
特になし |
(d)
産学連携
1)
郷土資料デジタルアーカイブ(赤沢郷土資料館) 2)
陸上競技における情報システムの活用(一関陸上競技協議会) 3)
乳製品加工業における情報技術の活用(くずまき高原牧場) 4)
産地直売所における情報技術の活用(産直センターあかさわ) |
(e)
学会などにおける活動
日本ロジスティックスシステム学会評議委員 |
(f)
その他
特になし |
[主な業績]
乳製品製造業における生産枠の設定及び,生産者等情報公開システムの構築 乳製品製造においては,在庫を保持する事が困難な製品とそうでない製品が混在する為,これらの特性を考慮した生産計画の立案が必要となる.また,近年BSE問題や食品偽装問題など,食品に関して消費者を取り巻く状況は決して良いものであるとは言えず,消費者の食品安全への関心は年々高まっている.対策として食品業界では,原材料の産地情報や生産者の情報を公開することで食品の安全・安心を訴えるところもでてきている. 本研究では,受注や見込みの生産を新幹線の座席をうめていくように生産計画を立てる,生産座席枠システムの枠の設定を行う.また,同時に乳牛や生産者の情報をweb上で消費者へ公開する. |
(a)
卒業論文概要
(学生氏名) 樋口
泰彦 |
(タイトル)逆展開MRPに対応した製造業におけるワークフローシステムの構築 (概要)本研究では,逆展開MRPに対応した製造業におけるワークフローシステムを開発している.これにより,各案件と利用者の作業進捗状況を管理することができ,逆展開MRPシステムによる追加受注を行った際の案件同士の調整作業を支援する.また,開発システムを岩手県内の食品加工業A社のデータに適用し,業務への適用を目指す. |
(学生氏名) 浅井
勇貴 |
(タイトル)幼稚園を対象とした子育て支援システムの構築 (概要)本研究では,複数の幼稚園を対象として,園生活や子育て情報などを保育者と保護者が共有する子育て支援システムを構築している.特に,保護者参加型の子育
て情報を共有する仕組みおよび,ネットワーク分析を活用した情報共有モデルを提案する.提案システムは,岩手県私立幼稚園連合会への導入を試みる.これに より,幼稚園における情報技術活用の指針を得ることを目的としている. |
(学生氏名) 工藤
拓也 |
(タイトル)グループ問題解決支援システムの開発 (概要)本研究は,グループで行う問題解決において重要となる問題点の明確化を支援することを目的としている.これを実現するため,問題を分解して整理することができるKT法の状況分析を取り入れた情報システムを提案および開発する.さらに,学童保育事業を対象として実験を行い,その結果をまとめることにより,グ
ループで行う問題解決における情報技術活用の指針を得る. |
(学生氏名) 笹原
基介 |
(タイトル)逆展開MRPを用いた生産計画立案支援システムの構築 (概要)生産計画時に余剰在庫の削減を図ることを目的とした生産計画立案支援システムの開発を行う.逆展開MRPの実行結果から得られる追加受注可能品目の数は膨大であり,その決定は困難を極める.これを支援するため在庫数量や過去の販売実績における相関性等の指標に基づき,追加受注可能品目の提示を行う.また,食肉加工業のデータを適用し,動作検証を行った. |
(学生氏名) 下堀
智史 |
(タイトル)地域子育て支援拠点の利用満足度向上を目的としたCMSの構築 (概要)地域子育て支援拠点利用者の利用満足度向上を目的としたCRMモデルを提案する.また,CRMモデル実現のための基盤システムとしてCMSを構築した.地域子育て支援拠点とは,地域の子育て親子の交流を促進する施設であり,岩手県内80ヶ所を対象としてCMSの構築を行い,複数の施設の情報と集約した情報
の発信を支援する. |
(学生氏名) 鈴木
裕介 |
(タイトル)体験型観光におけるマーケティング分析システムの構築 (概要)本研究では,都市と農村の交流を観光に活用した体験型観光(グリーンツーリズム)を対象に,その促進を図るための効果的なマーケティング活動を支援する情
報システムを提案する.特に,観光客をセグメント化し,行動を明確にすることができるRFM分析および相関分析を取り入れる.これにより,体験型観光において効果的なマーケティング活動を行う際の指針を得ることを目的としている. |
(学生氏名) 高橋
剛史 |
(タイトル)乳製品を対象とした生産座席枠システムの開発 (概要)本研究では,乳製品製造工程を対象に,生産座席枠を用いた生産計画の立案方法および,生産座席枠による生産履歴を用いたトレーサビリティを提案する.また,提案方式の実務への適用を試み,トレーサビリティに必要な情報の一元管理を行うための情報システムを構築する.これにより,乳製品を対象とした効果的
な生産管理システム構築を目的としている. |
(b)
博士(前期)論文概要
(学生氏名) |
|
(c)
博士(後期)論文概要
(学生氏名) |
|
(d)
講座所属学生が第一著者として査読ありの論文誌掲載論文一覧
特になし |
(e)
講座所属学生が各学会で登壇発表した実績一覧
1)
半澤幸恵,葛西翔太,菅野幸貴,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:産地直売所における生産者業務支援システム,日本経営工学会 平成20年度春季大会予稿集,pp. 60-61, 2008-05. 2)
十文字豊,堀川三好,竹野健夫,菅原光政:食品加工業を対象とした生産管理システムの構築,日本経営工学会平成20年度春季大会予稿集,pp. 64-65, 2008-05. 3)
工藤拓也,岡本東,堀川三好,菅原光政:学童保育事業におけるコンテンツ管理システム,情報文化学会 第16回全国大会講演予稿集,pp53-56,2008-10. 4)
浅井勇貴: 幼稚園を対象とした子育て支援システム, 情報文化学会東北支部大会, 2009-02. 5)
馬欣: 小規模事業者における農産物生産・流通システムの開発, 情報文化学会東北支部大会, 2009-02. 6)
高橋剛史: 乳製品を対象とした生産座席枠システム, 情報文化学会東北支部大会, 2009-02. 7)
鈴木裕介: 体験型観光におけるマーケティング分析システムの構築, 情報文化学会東北支部大会, 2009-02. 8)
下堀智史, 岡本東, 堀川三好, 菅原光政: 地域子育て支援拠点の利用満足度向上を目的としたCMS の構築, 平成20年度日本経営工学会東北支部卒業論文・修士論文発表会抄録集, p.8, 2009-03. 9)
工藤拓也, 岡本東, 堀川三好, 菅原光政: グループ問題解決支援システムの開発, 平成20年度日本経営工学会東北支部卒業修士論文発表会抄録集, p.9, 2009-03. 10)
下堀智史, 岡本東, 堀川三好, 菅原光政: 地域子育て支援拠点の利用満足度向上を目的としたCMS の構築, 平成20年度日本経営工学会東北支部卒業論文・修士論文発表会抄録集, p.8, 2009-03. 11)
工藤拓也, 岡本東, 堀川三好, 菅原光政: グループ問題解決支援システムの開発, 平成20年度日本経営工学会東北支部卒業修士論文発表会抄録集, p.9, 2009-03. 12)
鈴木康祐,岡本 東,堀川三好,菅原光政:特定分野・事業の文書集合を利用したニュース記事収集システムの提案,第71回情報処理学会全国大会,第71回全国大会講演論文集(4),pp.487-488,2008-03. 13)
鈴木裕介,堀川三好,岡本 東,菅原光政:
顧客参加型観光情報システムの提案,第71回情報処理学会全国大会,第71回全国大会講演論文集(4),pp.509-510,2008-03. 14)
高橋剛史,植竹俊文,堀川三好,菅原光政:乳製品製造業における生産管理システムの構築, 第71回情報処理学会全国大会,第71回全国大会講演論文集(4),pp.603-604,2008-03. 15)
馬 欣,植竹俊文,堀川三好,竹野健夫,菅原光政:小規模事業者における農産物生産・流通システムの開発,第71回情報処理学会全国大会, 第71回全国大会講演論文集(4),pp.605-606,2008-03. 16)
浅井勇貴,岡本 東,堀川三好,菅原光政:
幼稚園における子育て支援システムの構築,第71回情報処理学会全国大会, 第71回全国大会講演論文集,pp.605-606,2008-03. 17)
葛西翔太,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:農産物産地直売所における在庫管理システムの運用と消費者行動の分析,情報処理学会,第107回情報システムと社会環境研究会発表2009-IS-107,pp. 55-62,2009-03. 18)
十文字豊,竹野健夫,堀川三好,菅原光政:食品加工工程における余剰在庫削減を目的とした生産計画立案システムの構築,情報処理学会,第107回情報システムと社会環境研究会発表2009-IS-107,pp. 63-70,2009-03. |
(f)
学生が単独で受けた受賞や表彰一覧
1)
馬 欣,情報処理学会,第71回全国大会学生奨励賞,小規模事業者における農産物生産・流通システムの開発,2009/3 2)
鈴木康祐,情報処理学会,第71回全国大会学生奨励賞,特定分野・事業の文書集合を利用したニュース記事収集システムの提案,2009/3 3)
工藤拓也,日本経営工学会,平成20年度優秀学生賞 4)
浅井勇貴,情報処理学会東北支部,情報処理学会東北支部学生奨励賞 |
(ゼミ内容) 従来からの経営資源である「人」「モノ」「金」に加え「情報」を重要な資源として位置づけ,経営システムの複雑化と経営規模の拡大によって発生する経営課題へ対応するための経営管理技法と情報システムの適用技術を講議し,CIM,CAD/CAM,SCM等のシステム化プロセスや,受注発注,在庫管理などの業務アプリケーションソフトウェアを演習により体験する. 一方,経営,生産.社会システムの各分野における基本的な問題解決法として,オペレーションズ・リサーチや統計解析を基にしたモデリングの方法を講議し,演習を通じ,経営環境の変化に対応するためのシステムアプローチについて,実務的な応用例を養成する. |